「言えない」や「別れてくれない」など、別れられない場合の対処法
今の彼氏と別れたいけど別れられない時はどうすれば?のページ内容
「別れたいのに別れられない」
という悩みを抱える女性向けに、
アドバイスや注意点を解説します!
一見別れるだけなら
簡単そうに見えるかもしれませんが、
「言えない」や「別れてくれない」など
別れられなくなる原因はいくつもあります。
そこで今回は、彼側の感覚や
上手く別れるためのコツはもちろん、
問題別の対処法なども紹介しますので、
自分に当てはめながら活用してみてくださいね!
目次
「好きになってもらうため」や
「付き合うため」という
イメージがあるかもしれませんが
実際には
- 別れたいのにどうしても言えない
- 別れてくれない彼に悩んでいる
- ダメだと分かっていても別れられない
といった相談も数多くあります。
よく恋愛の話では
「付き合うのは難しいけど、別れるのは簡単」
なんて言葉が使われたりもしますが、
必ずしも「別れたい」という意思だけで成立するわけではないのです。
もちろん、
「別れたいなら別れたいって言えば良いのに」と
思う方も少なくないとは思いますが、
それだけでは別れられないケースも多々あります。
そのため、別れたいのに別れられない場合、
まず最初にしなくてはいけないのは
なぜ別れることができないのかを明確にすることです!
実際にこの理由というのは
人によってかなり違ってきます。
例えば
- 情に流されて決断ができない
- 別れるべきなのに気持ちがついてこない
- 一人になってしまうことが怖い
などと理由もよく相談には出てくるのですが
上記のような
自分のメンタル面や感情、環境による問題ならば、
多少の時間はかかるかもしれませんが
確実に解決していくことは可能になります。
ただ、その一方で
- 何度伝えても別れること自体を拒否される
- 激しく怒り出すなど言える状況ではない
- 精神的に不安定な状態になってしまう
- 別れと引き換えに無理な条件を出してくる
といったものが代表的ですが
これらのように
相手側に別れられない原因や問題がある場合には、
安易に動いてしまったり対応を一つ間違えると
状況が更に悪化する危険性もあるのです。
ここで書いた内容は
あくまでも一例でしかありませんが、
別れたいのに別れられない場合には
絶対に根本となる原因が存在しています!
この原因が明確でないと
対処自体ができなくなってしまうので、
遠回りに見えるかもしれませんが
必ずここから初めてみてくださいね!
理由やきっかけはどうあれ、
相手は今まで恋人として
一緒に過ごしてきた人です。
そのため、余程のことがない限りは
- お互いに納得して別れたい
- 後腐れなく綺麗に終わりたい
と考える人が多いと思います。
そう思った時、
一番大切になってくるのは
別れるまでの展開を出来る限り緩やかにしていくことです。
最初に補足をしておくと、
もちろん「展開を緩やかにする」ことと
「ダラダラと時間をかける」ことは違います。
ただ、トラブルになるのは
- 一方的に別れを告げる
- 話し合いの場を設けない
などといったように
別れを告げられる側の
心の準備や気持ちの整理が追い付かない
といった場合に多く発生しています。
そうなってしまえば、
必然的に余裕がない状態で
別れと向き合わざるを得なくなるため
結果として
- 上手く受け入れられない
- 強く反発や拒否をする
といった状態になりやすいのです。
そのため、穏便に別れようと思った場合、
別れを決断してから伝えるのではなく、
別れを考え始めた段階から話し合いを始めることが
非常に重要なポイントになります。
きっとこれまでの恋愛の中で、
「急に振られてパニックになった」という
経験を持つ人も少なからずいると思いますが
振られる側としては
- 早く言ってくれたら気をつけたし直したのに
- 一緒に解決する道だってあったはずなのに
などと感じてしまうもの。
その結果「別れを避けたい」という心理や
「今から改善すればきっと」という願望から、
「考え直してもらう」や「先延ばしにする」方向に動いてしまうため、
上手く別れられないという状況に陥ってしまうのです。
恋愛に発展させる時でも、
恋愛を終わらせる時でも、
段階を踏むということは本当に大切になります。
一人では成立しないものだからこそ、
お別れをする時であっても
自分だけのペースで動かないように意識することを
忘れないようにしておきましょう!
今回のコラムの中で
取り上げる予定はなかったのですが
実は個別相談の中でも
「自分の都合が理由で別れられていない」
というケースが目立つようになったため、
簡単に触れておきたいと思います。
ここではその中でも
特に多く見られるものを3つ紹介しますが、
原則誰かに解決してもらうような問題ではないため、
これで悩んでいる人がいたら考え方を改めましょう!
もう恋愛が出来ないような気がする
自分都合の理由に限定した場合、
「別れたいけど別れられない」といった相談の中で、
最も多く耳にするのがこの理由です。
例としては
- このまま一緒にいても将来がない
- ダメな男だということは分かっている
- 浮気や不倫がすでに判明している
こういった状況での悩みに多いのですが
別れた方が良いとは思っているものの、
次がもうないような気がして別れられないという女性は
意外と少なくはありません。
ただ、アドバイザーとして断言しておきます。
もう恋愛が出来ないかもという考えは「ただの思い込み」です!
むしろ、そこで立ち止まっていては
100%幸せな恋愛を掴めないので、
こういった理由で躊躇っている方は
パパッと別れてしまいましょう!
生活や経済的に別れると苦しい
この理由は彼氏彼女の別れだけでなく、
「離婚」に関する相談の中でも
よく耳にするものなのですが
- 生活面(住居や移動手段)
- 経済面(生活費や交友費)
などを相手に依存してしまっていたことで、
別れたくても別れられないケースもあります。
もちろん、結婚生活ともなれば
致し方ない部分もあるとは思いますが、
いくら別れたいからと言って
別の男性の力をあてにするのは絶対にNGです。
恋愛というのはあくまでも
生活基盤の自立の上で成り立っているものなので、
誰かに頼る形ではなく
自分の力で解決する道をまずは探しましょう!
好きではないけど一人にもなりたくない
この理由というのは
あまり男性には見られず、
女性に多く見られる傾向にあるのですが
すでに恋愛感情はないものの
- 別れて一人になるのは嫌
- 寂しいから別れられない
- 次の人が見つかるまでの繋ぎ
といった理由で別れない人も結構います。
ただ、これが良いか悪いかは別として、
実は恋愛的にはかなりリスクの高い動き方になります。
なぜかと言うと、
恋愛依存や自分本位な思考が強まるため、
今後の恋愛が上手くいかなくなる確率が
想像以上に高くなってしまうからです。
また、相手が素っ気なくなったり
逆に別れを切り出されてしまった途端に、
別れたいと思っていたはずが
執着から立場が逆転してしまうケースも珍しくないため、
この理由で別れないのはNGだと思っておきましょう。
これを読んでみて
「そんなことある?」と思った人もいるかもしれませんが、
別れを意識すると「失う」と捉えてしまうため、
損得やリスクを中心に考えるようになる女性は多いです。
ただ、ここを自分で乗り越えることができないと
今後も同じことの繰り返しになってしまうため、
自分自身の問題として向き合いながら
しっかりと対処していってくださいね!
「別れたい意思」を
相手にきちんと伝えることですが
場合によっては
- 何らかの理由で言えない
- 伝えても別れてもらえない
といった状況になることもあります。
この場合は最終手段として、
時間と労力はかかってしまうものの、
相手に別れたいと思ってもらえるように動く
という手段を取ることも可能です。
ただ、安易な考えでこの方法を使うと
思わぬ落とし穴にはまってしまうため、
最低限のポイントと注意点は理解しておいてください。
というのも
嫌われるための動きというのは、
あからさまなやり方だと逆に立場が悪くなるため、
逆に別れにくくなってしまうのです。
別れたいと思ってもらうために
実際にやるべきことは、
単純に「関係を保つのとは逆の動き」になります。
一般的には
- 連絡や会う頻度を減らす
- スキンシップや体の関係を避ける
- 彼にとっての魅力を削っていく
などといった動きを主体にしていくのですが
この時のコツは、
急激にではなくゆっくり変化をさせていくことです!
これはなぜなのかと言うと、
一気に距離を取ろうとしてしまうと、
彼側は「嫌われた」や「避けられている」という
マイナスな心理が強く働いてしまいます。
そうなると人は
- なんとか気持ちを取り戻したい
- 不安や不満をどうにかして解決したい
- 強引にでも元の状態に戻したい
などといった形で気持ちが動いていくため
この状態を作ってしまっては、
相手側の「熱量」や「執着」が大きくなることで
「別れたくない」という感情が逆に強くなってしまいます。
また、別れてくれない人というのは、
当然「手放したくない」などの心理が強く、
同時に「感情的な動き」や「身勝手な思考」を
持ち合わせているケースも多いです。
そのため、メンタルを一気に削り過ぎると
- 脅しや暴力を含むDVに近い動きをする
- 自分の命などを盾にして縋ってくる
- こちらの立場や生活を天秤にかけてくる
などの実力行使に出てくるリスクも高まります。
相手に何らかの問題があって
「言えない」や「別れてくれない」という場合は、
早く別れることよりも自分の身を守ることが優先なので、
しっかりと対策をしながら時間をかけて対処しましょう。
もちろん、どうしても苦しい場合や
すでに暴力や付き纏いなどの実害がある場合には、
誰かに頼ることも非常に大切なので、
一人で抱え込み過ぎないようにしてくださいね!
出来る限り良い形で
お別れをするための
アドバイスをお伝えしたいと思います。
実は意外にも
- 別れたら終わりだから
- もう気持ちがないから
などと軽く考えてしまう人も多いのですが
正式にお別れをするまでは
恋人同士であることに変わりはないため、
別れの理由がどういったものであれ
最後まで誠意を持って対応することが基本です。
ただ、実際に別れというのは
「振られる側」はもちろんのこと、
「別れを告げる側」にも
かなりの精神的な辛さやダメージはあるもの。
そのため、どうしても
- 手短に終わらせたい
- 話し合いは避けたい
- LINE等で済ませたい
などといった心理も働いてしまいます。
ですが、振られる側の立場としては、
その場で完璧に納得はできなかったとしても、
不完全燃焼で終わってしまうよりは
きちんと話をした上で別れた方が前を向きやすいものです!
というより・・・そもそもの話にはなりますが、
万が一自分が逆の立場なら
上記のような別れ方は嫌ですよね?
仮に答えは変わらなかったとしても
- 自分の気持ちや考えを聞いてほしい
- 何がダメだったのかを教えてほしい
- 改めて感謝や謝罪をきちんと伝えたい
などといった心理は誰しもに生まれてきます。
だからこそ、こちらから別れを切り出す際も、
自分一人で完結するのではなく、
ちゃんと二人で交際に終止符を打つつもりで動くことが、
綺麗な形でお別れをするためには必要なのです!
また、もし交際相手に対して
別れたいと伝えるのであれば、
必ず「相応の覚悟」を持って伝えてください。
これは女性に多く見られるのですが
- 感情的になって別れたいと伝えた
- 別れを交渉等のカードとして使った
- 相手の気持ちを試すために言った
などといった行動をしてしまう人も中にはいるもの。
もちろん様々な事情があるとは思うので
「絶対にダメだ」とまでは言いませんが、
安易に言って良い発言ではありませんし、
一度口から出た言葉には責任と重さが必ずついて回ります。
そのくらい交際において
「別れたい」という言葉は、
大きな意味を持つということを
絶対に忘れないようにしておきましょう!
感情が先行しやすい恋愛では
- 上手くいきたいと思っている時
- 終わらせたいと思っている時
どちらでも自分本位な考え方になりがちです。
ですが、終わりであっても始まりであっても、
相手がいるからこそ出来ることに変わりはないので、
どんな場面でも相手と向き合うことは大切ですよ!
今回のコラムでは、
「別れたいのに別れられない」
という悩みをテーマに、
解説やアドバイスをしてきました。
途中脱線もしたため
内容としては長くなってしまいましたが、
そのくらい別れたい理由も
別れられない原因も多種多様です。
ただ一つ言えることは、
すんなりとは行かなかったとしても、
本気で別れたいと思っているのなら
絶対に別れられない恋愛は世の中に一つもありません!
恋愛相談の中で
「別れるためのアドバイス」というのは、
あまりイメージがないかもしれませんが
冒頭でもお伝えした通り、
別れたくても別れられない人はまず
別れることができない理由や原因を明確にすることから
しっかりと始めていきましょう!
その上で
- 自分側に別れられない要因がある
- 相手側に原因や問題がある
- その両方が重なり合っている
といった部分を見極めたら
相手側に問題や原因がある場合
- 結論を焦らず冷静に時間をかけて対応を
- 別れるまでの展開を出来る限り緩やかにする
- 相手の心の準備や気持ちの整理の時間を作る
- 可能なら決断をする前から話し合いを始める
- 自分の都合やペースでは動かないように意識する
- 最終手段として「別れたい」と思わせる動きを取り入れる
- 急激にではなくゆっくりと変化を作っていくことがコツ
- 最後まで誠意を持って対応することを忘れない
自分のメンタルや環境に問題がある場合
- 原則誰かで穴埋めをしようとはしない
- 思い込みや寂しさなどを判断材料に入れない
- 他力本願ではなく自立することを目指す
- 自分の損得やリスクを中心には考えない
これらの内容のうち
「自分に当てはまるもの」を意識して、
もう一度向き合っていきましょう!
案外落ち着いて
違う角度から見てみると解決策が見つかる
なんてこともたくさんあるので、
投げやりにならないことも大切ですよ!
次のページでは、
アドバイザーとして活動していると
よく聞かれる「恋愛テクニック」についてを、
プロの視点から解説したいと思います!
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