恋愛をダメにする「勘違い」や「思い込み」はなぜ起こる?
思い込みや勘違い、決めつけが恋愛の失敗原因になる理由のページ内容
恋愛をダメにする可能性が高い
「勘違い」や「思い込み」についてを
解説していきます!
気持ちが前のめりになりやすい恋愛では、
恋愛感情が大きくなればなるほど
視野が狭くなったり認知バイアスが生まれるなど、
正常な判断が難しくなっていきます。
ただ、これを放置してしまうと
自ら恋愛や関係を壊してしまったり、
不利な状況を作り出してしまうことにも繋がるため、
しっかり理解と対策を行っていきましょう!
なぜ恋愛は勘違いをしてしまいやすいのか
恋愛をしている時というのは、
普段以上に「勘違い」や「思い込み」、
「決めつけ」といったものが多くなる傾向にあります。
それこそ
- 冷静に考えれば分かるはずなのに
- 他の人にはそんな発想にならないのに
- 何の根拠も証拠もなかったのに
といったことが多々出てくるのです。
この理由は、
恋愛はどうしても感情が先行してしまうため、
視野が狭くなったり、認知バイアスが生まれやすくなることにあります。
認知バイアスと聞くと、
「なんだか難しそう」と感じる人も
もしかしたらいるかもしれませんが
分かりやすく言うと
- 自分にとって都合の良い情報を集めようとする
- 逆に都合の悪い情報を見て見ぬ振りをする
- 自分や自分の取り組みを過大評価してしまう
などを、自覚なく行ってしまうというもの。
もっと簡単に言ってしまえば、
自分の考えや動き、得た情報が
「良くも悪くも正しい」と思い込んでしまうのです。
一つ具体例でイメージしてみましょう。
あなたには今大好きな片思い相手がいて、
その人の誕生日をお祝いしたいと思っています。
そうなると
- 誕生日当日にお祝いした方が嬉しいだろう
- 何かプレゼントを用意した方がきっと喜ぶ
- どうせなら形に残る良い物をあげた方が良い
- きっと喜んで少しは私に目を向けてくれるはず
なんて考えが頭の中に生まれてくるもの。
その結果、多くの人が
「お祝いする=喜ばれる=正しい(プラスになる)」と判断をして、
気付けば自分本位なアプローチを行ってしまうのです。
きっと改めてこうして書いてみると
「あれ?」と感じる方も多いと思いますが、
実際にこの考え方ってすごく危険ですよね?
なぜなら片思いである以上
- お祝いされたいと思っていない
- プレゼントをもらっても困る
- 一方的なアプローチに引いてしまう
といった可能性も十分に考えられるからです。
これは単なる一例でしかありませんが、
「自分が望んでいること」に目を向けすぎるあまり、
思い込みや勘違いが発生するケースが恋愛では多々あります。
それ以外にも
- 連絡が来ない=他にも相手がいる
- アピールをする=振り向いてもらえる確率が上がる
- 会おうとしない=自分に興味がない
など、思い込みや勘違いの内容は多種多様ですが
気持ちが先行すればするほど
冷静な判断力はどんどんなくなっていき、
「〇〇だろう」「○○に違いない」と決めつけることが増えていきます。
実際にはリカバリーが不能になるほど
関係性が悪化するケースも珍しくはないため、
勘違いや思い込みでの失敗を減らしたいのであれば、
自分の思考や行動が間違っている可能性を視野に入れることを
必ず日頃から意識しておきましょう!
よくある思い込みでの失敗パターン
では次に、
恋愛の中でよく出てくる
「思い込みによる失敗パターン」を
いくつか紹介していきたいと思います。
実際に恋愛相談に乗っていても、
勘違いで舞い上がっていたり、
思い込みで落ち込んでいる人はとにかく多いので、
これを機に自分を見つめ直してみてくださいね!
LINEの反応が薄い=脈なし
思い込みの中で
最も多いと言っても過言ではないのが、
LINEに関する内容です。
- LINEの既読や返事が遅い
- 送った内容の一部がスルーされる
- やり取りがすぐ終わってしまう
こういった状況になっていると、
「脈なし」だと判断してしまうケースが多いのですが、
実は必ずしもそうではありません。
LINEなどの連絡については
送る内容(話題)や相手の環境、元々の連絡の仕方など
恋愛以外の要素の影響が非常に強いため、
相手の反応だけでは判断自体ができないのです。
実際に脈ありの状態でも
LINEの反応が薄い人もいますし、
返しにくい文章や内容が原因のことも珍しくはないので、
思い込みは厳禁ですよ!
目が合う、気にかけてくれる=脈あり
学校や職場など、
頻繁に顔を合わせる人との恋愛では、
「好意の錯覚」というものも
非常に起こりやすくなっています。
確かに「目が合う」や
「気にかけてくれる」というのは、
好意のサインと言われることも多いのですが、
実はそこだけで判断するのはリスクが高くなります。
なぜなら上記のような相手の行動というのは、
状況や立場、相手の性格や価値観など
恋愛感情以外にも起因するものだからです。
こちらが彼を見つめていることに反応していたり、
悪目立ちしていても目が合う回数は増えますし、
仕事が遅い、任せるのが不安という場合にも
気にかけてくれることは多くなるので、
ポジティブに捉えすぎるのも危険ですよ!
今までは〇〇だった=これからも同じ
こちらは主に、
「交際」や「復縁」といった恋愛で
よく出てくる思い込みなのですが
- 彼の方が恋愛感情も熱量も大きかった
- 多少のわがままは許してくれていた
- 喧嘩をしても仲直りができていた
- 別れても最終的には復縁していた
これらの状況がこの先も続く保証は全くありません。
上記のような状態が続けば続くほど
「甘え」や「慣れ」から当たり前と感じてしまいますが、
いつまでも無条件で愛情や努力が続くわけではなく、
負担や不満が蓄積すれば簡単に崩壊するものなのです。
ある程度は頑張ったり我慢してくれることはもちろん、
最終的には愛情が勝って元通りということも出てきますが、
あくまでも「相手の気持ち次第でいつでも変わり得ること」なため、
思い込んで危機感を失っていると、
大事な人まで失う危険性があることは覚えておきましょう!
自分が分かっている=相手も分かる
恋愛をしていく上で
コミュニケーションは非常に重要な要素なのですが、
ここでも思い込みや勘違いによって
トラブルが生まれるケースは珍しくありません。
どんなに親しい間柄であっても
- 自分の中の感覚は相手には見えない
- 相手が理解していなければ伝えたことにならない
- 自分と相手の価値観や常識は違う
これが大原則になります。
だからこそ、自分にとっては
何気ない発言や問題ないと判断した行動でも、
相手にとっては不信感や不安に繋がるものになることが
恋愛の中では比較的たくさん出てくるのです。
特に異性が絡む話だったり、
相手側の予定や行動、感情に影響が出る内容だと、
そこから一気に関係が悪くなるリスクがあるので
「このくらい分かるだろう」といった考えは避けておきましょう。
彼氏彼女=優先される
恋愛の優先順位には
かなりの個人差があるものの、
男女差も非常に顕著です。
実際に恋愛観を見ても
- 女性は生活全般に恋愛が混ざってくる
- 男性は余裕がないと恋愛が意識が向きにくい
といった傾向があるのですが
ここを勘違いしてしまうことで、
「優先されていない=気持ちが冷めている」と感じたり、
自分の優先順位が低いことに不満をぶつけてしまうなど、
トラブルの種を作り出している人は大勢います。
特に交際においては
- 連絡の頻度や会う頻度
- 休みの日や自由時間に対しての考え方
- 仕事や付き合いと自分との約束の優先順位
こういった部分で揉めるケースが多いのですが
恋愛や恋人の優先順位が高すぎれば、
必然的に「重たい」や「疲れる」と感じさせやすく、
「依存体質」や「自立してない」などの悪印象にも繋がるため、
この思い込みも絶対に避けるべきものの一つです。
【まとめ】恋愛をダメにするのは自分であることが多い!
今回の記事では、
恋愛をダメにすることが多い
「勘違い」や「思い込み」をテーマに
解説してきましたが
本当にどの恋愛を見ても、
「え、なんで・・・?」と思うような
勘違いや思い込み、決めつけは出てきます。
そのくらい誰もが、
恋愛をすると本来あるはずの冷静さや
客観的な視点が失われるものなのです。
個別相談の中でも
- 思い込みでメンタルが不安定になる
- 勘違いで関係を自ら壊してしまう
- 決めつけて感情や言動が暴走する
といった状態になっていた人は多いですし
もっと言うなら
- ネットの記事や動画で見たから
- 友達に相談したらそう言われたから
- 今まではこうだったから普通だと思っていた
といったように
自分の中の当たり前や共感できる内容、
信じたい(信じてしまう)情報をピックアップして、
間違っているかもしれないことを
正しいと錯覚してしまっているケースは後を絶ちません。
だからこそ、
思い込みや勘違いを可能な限り減らすことは、
自分で恋愛をダメにするリスクを減らす上で
とても大切なことなのです!
恋愛に限った話ではありませんが、
何かを考えて正しい答えを導き出したい時は、
複数の可能性や選択肢を出した上で、
いろいろな角度や視点から考えることが重要になります。
特に恋愛においては、
決まった正解がないからこそ
固定観念や一般常識に囚われないことも必要なので、
出来る限り思考が偏り過ぎないようにしていきましょう!
下記のページでは、
思い込みや勘違いが発生しやすい
「駆け引き」に関してをまとめていますので、
ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
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