アプローチで使える恋愛テクニックを心理学から紹介!
【アプローチ編】心理学や心理効果を使った恋愛テクニックのページ内容
結果に大きく影響する恋愛だからこそ、
心理学を上手く活用することは
効果的に動くための有効な手段になります。
そこで今回は、前回に引き続き
「心理学を応用した恋愛テクニック」をテーマに
- お誘いやお願いを成立させる
- アプローチの成功率を上げる
- デートなどの印象を良くする
といった心理効果を紹介していきます!
連続して使い続けるのはおすすめしませんが、
ここぞという時に上手く使えれば
アプローチや展開作りがスムーズになるので、
ぜひ参考にしつつ挑戦してみてくださいね!
彼との距離を縮める時にも心理学は効果あり?
恋愛に使えると紹介されている
心理効果はたくさんありますが、
実際にその効果のほどはどうなのでしょうか?
いきなり結論から言ってしまうと、
「上手く使うことが出来れば」という条件付きではありますが、
恋愛に有効となる心理効果は確かに存在します!
実は前回書いた
こちらのコラムの中では
主に
- 意識をしてもらう
- 好意を持ってもらう
これらをメインとした心理効果を紹介しましたが
今回はそこから一歩進んで、
アプローチやデートで効果が見込める
心理学を応用した恋愛テクニックを
紹介していきたいと思います!
ただ、紹介していくテクニックを使う上では、
いくつか「気をつけておかなくてはならないこと」や
「理解しておくべきこと」があります。
まず一つ目に覚えておくべきことは、
確かに人間の心理で考えれば
効果が期待できるものではあるものの、
一つ一つに恋愛成功に対する絶大な効果があるわけではないということです!
これは前回の記事の中でも
しつこいくらいにお伝えしていますが、
心理学を使ったテクニックを
過信しすぎるのは非常に危険です。
というのも、扱うのが人の心理である以上、
どんなに上手く使ったとしても
必ずしも期待される効果が得られるとは限らないですし、
空振りに終わってしまうことだってもちろんあります。
また、アプローチに関するものは
ちょっとした駆け引きのようなテクニックも多いため、
最悪の場合「関係に悪影響を及ぼす」ことも
絶対にないとは言い切れないのです。
考え方としては
- 成功率を少し高くするため
- 印象をちょっとでも良くするため
- なるべくスムーズな展開を作るため
といった感覚で使うのが理想なので
ここぞという場面で
さりげなく狙ってみてくださいね!
アプローチをする際に効果的な恋愛テクニック
それではここからは、
具体的に心理学の分野から
恋愛で使えるテクニックを紹介していきます!
ここでお伝えするものは
- 連絡先交換やデートに誘いたい時
- 一緒にいる時間の印象を良くしたい時
- 二人の距離を縮めたい時
などに使えるものをまとめています。
ただし注意点として、
これらの恋愛テクニックは
ある程度の関係性が出来ていることが前提になるため、
仲良くなる前に使うのはおすすめしません。
最低でも「個人的に接点が持てる」
くらいの関係からないと効果がほぼないので、
使える状況かの判断を必ずしてから
挑戦するようにしてくださいね!
ピーク・エンドの法則
食事やデートなどを含め、
「一緒に過ごした時間の印象」が良ければ、
次にも繋がりやすくなりますし
恋愛へのチャンスも広がっていきます。
そこで比較的簡単かつ
誰にでも使えるのが
「ピーク・エンドの法則」を活用する方法です。
実は人間は「ある出来事の印象」を決める際に、
「感情が最も強く動いた瞬間」と
「終わる瞬間」の二つで全体の印象の大半を決める
という性質を持っています。
実際にピークを狙うのは難しいですが、
終わりがけの時間(エンド)だけであれば
狙って良い形を作ることは可能なため、
そこを意識して会うと非常に効果的です!
フット・イン・ザ・ドア・テクニック
これは営業さんがよく使う
「交渉」のテクニックなのですが、
実は恋愛にも応用することができます。
「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」とは、
簡単に言ってしまうと
小さなお願いを叶えてもらうことで
より大きなお願いも叶えてもらいやすくするというもの。
例えば「彼を食事に誘いたい」と思った時、
「みんなでご飯に行きましょう」というお願いを実現してから
「今度は二人でどうですか?」とお願いをした方が、
実際に誘いに乗ってくれる可能性は高くなるのです。
人の心理的には
小さなお願いを聞くとその後のハードルが下がって感じる
という性質を持っているため、
そこを上手く応用すると展開が作りやすくなります!
ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック
よく先ほどお伝えした
「フット・イン・ザ・ドア」と並んで紹介されるのが、
この「ドア・イン・ザ・フェイス」です。
これはどういったテクニックなのかと言うと、
あえて大きな要求を先に伝えることで
申し訳なさなどから小さな要求を通しやすくするというもの。
具体的な例としては、
「二人でディズニーランドに行こう」と伝えて断らせた後に
「じゃあご飯で!」などという小さな要求に変えると、
なぜか「それなら・・・」と感じてしまいやすいのです。
誰でも大なり小なりは、
譲歩をさせた以上、多少のことには応えなくては
という心理が働くもののため、
軽いノリが通用する場合はこの手法も効果的です!
ツァイガルニク効果
あまり聞き馴染みがない
心理効果かもしれませんが、
実は恋愛にはかなり応用できるのが
この「ツァイガルニク効果」です。
簡単に説明すると、
人は完全に終わった(達成した)ものより、
途中で止まってしまったものの方が記憶や印象に残る
というもの。
そのため
- LINEや電話などでのやり取り
- デートなどの一緒に過ごす時間
などは途中で切り上げるくらいの方が印象に残ります。
どうしても好きな人が相手だと
「可能な限り長く」と考えてしまいがちですが、
少し物足りない程度に留めた方が効果は高いため、
グッと堪えてみるのも一つのテクニックですよ!
YESの法則(アグリーの法則)
人間は無意識に
「一貫性のある状態=崩したくない(崩さない方が良い)もの」と
感じる性質を持っています。
これを心理学では「一貫性の原理」とも呼ぶのですが、
この心理効果を応用したテクニックが、
「YESやOK(肯定)」という繰り返させることで
「NO(否定)」と言いにくくするという手法です。
例えばですが
- なんかお腹空いたね
- 〇〇美味しそうじゃない?
- 確か〇〇の近くにあったよね?
- この後時間ある?
- じゃあ今から食べに行かない?
といった流れで会話を進めていくと、
実はダイレクトに誘うよりもOKが出やすくなるのです!
ただ、ここには一つ注意点があり、
電話や会話では使えるものの、
LINEやメールでは基本的に効果を発揮しません。
考えさせる時間をあまり作らず
テンポ良く進めることがコツになるので、
使うタイミングには気をつけておきましょう!
ダブルバインド
言葉だけを見ると
イメージしずらいとは思いますが、
これは「提案(お願い)の仕方を変える」ことにより
成功率を高めるテクニックのこと。
具体的には
あえて最初から選択肢を絞った聞き方をすることで
「前提条件を飲ませた上で選ばせる」という方法になります。
分かりやすくイメージするために
「連絡先を教えてもらえますか?」、
または「ご飯に行きませんか?」という
質問をすると仮定してみましょう。
この時にわざとそのまま伝えるのではなく
- 連絡するならLINEかTwitterどっちがいいですか?
- ご飯に行くなら焼肉かお寿司どっちがいいですか?
という聞き方に変えると、
なぜか相手はその中から選ぼうとしてしまうのです。
ただ、覚えておいてほしいのは、
どんな距離感の相手にでも使えるテクニックではなく、
「拒否されない」程度の間柄で初めて効果があるものだということ。
関係性が出来上がる前に使うと
「なんで?」などの違う答えが返ってきてしまうので、
「今の自分の立ち位置」や「彼の持つ自分の印象」から
使うかどうかの判断をすることが必須ですよ!
暗闇効果
夜や暗い場所に
不安や恐怖を感じてしまうという心理は、
実は誰しもが本能的に持っているもの。
その結果、暗闇の中では
その不安などを緩和するために
普段よりも距離が近くなったりスキンシップが増える傾向にあります。
よくデートスポットとして
- 映画館
- 夜景の見える場所
- 暗めで雰囲気のあるお店
などが取り上げられますが、
これは心理学的にも理にかなっているのです。
また、実はそれと同時に
暗いと相手や周囲に外見や表情が認識されにくいため、
通常より「積極性」や「大胆さ」が増すという心理効果もあります。
比較的環境を整えやすく、
真っ暗である必要も特にないため、
デートの行き先や時間帯を決める時には
意識して取り入れてみてくださいね!
ランチョンテクニック
きっと誰もが一度は、
美味しいものを食べた時に
幸せな気持ちになったり、
なんだか嬉しくなったという経験があるはず。
そして、
実はこの時に得た「幸福感」や「楽しさ」は、
一緒に食事をした相手の印象に結びつきやすい
という性質を持っています。
実際に美味しいものを食べている時間は
- 話していた内容が記憶に残りやすい
- 一緒にいる相手に好印象を持ちやすい
- なぜか様々なことを肯定的に受け入れやすい
という心理効果が働きやすいのです。
もちろん、会話の内容や
その前後の流れも重要にはなってきますが、
事前にリサーチしやすく難易度もさほど高くないため、
狙ってみる価値は十分にあると思いますよ!
このページのまとめ
今回は前回から引き続き
「心理学を使った恋愛テクニック」をテーマに、
アプローチの中で使うと効果的だと感じるものを
まとめて紹介してきました。
テクニックや心理効果の
名前だけではピンとこなかった人も、
内容を見て「言われてみれば確かにそうかも」と
感じた方も多かったのではないでしょうか。
実はここでお伝えした心理効果は、
お店はもちろん、映画やドラマ、交渉の場など、
日常的に様々な場面で使われているものを
恋愛に応用したテクニックでもあります。
今回はその中でも特に
「正しく使えば効果が見込める可能性が高い」と
アドバイザーの視点で感じたものをまとめたのですが
それでもやはり
- 何度も繰り返し使ってしまう
- 使うタイミングを間違える
- 不自然な使い方になってしまう
といった状況になれば、
逆に印象がマイナスになるリスクも出てきます。
どんな恋愛テクニックにも言えますが、
ちゃんと理解をした上で使うことが成功への近道です!
普段相談に乗っていても思いますが、
頼りすぎや固執しすぎは
かえって恋愛が失敗する可能性を高めるので、
無理に使おうとするのは避けておいてくださいね!
もし上手く使えるかが不安な場合は、
恋愛以外の場でも同じように使えるので
「他の人で練習して感覚を掴んでから使う」
というのもオススメですよ!
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女性が意外と知らない
「男性の気持ちが冷める瞬間や理由」を
男性の心理や感覚を基に解説していきます!
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