結婚までの期間と退職、報告のタイミング<<職場恋愛編>>
職場恋愛から結婚までの期間と伝えるタイミングのページ内容
職場恋愛中の彼との結婚を考えている女性向けに、
全体的に見た結婚に至る割合やそこまでの期間などを
具体的な数値も出しつつ解説しています。
実は職場恋愛というのは
全体的に見ると結婚率が高い恋愛の一つです。
今回はその裏側にある理由や心理などについても
お伝えしていくと共に
退職や結婚の報告をするタイミングや
結婚前後で必ず気をつけておくべきことなど、
覚えておくと役立つ情報もまとめていますので、
ぜひチェックしてみてくださいね!
目次
以前に比べればやや減ってはきているものの
未だに職場恋愛の割合自体はかなり多いもの。
そして、
そこから結婚へと発展するケースも
実は一般的な恋愛よりは
若干割合としては高いという傾向があります。
職場恋愛から結婚に至る割合は
全体を通してみると約15〜20%前後。
この数値が高いと感じるか低いと感じるかは
人それぞれだとは思いますが、
おおよそ「5〜6組に1組は結婚している」と考えれば
印象としては結構多いというイメージですよね!
ちなみにですが、
実際に統計を取ってみると、
もちろん時期や環境などにもよるものの
一般的な恋愛から結婚に至る割合が10%前後になります。
あくまでも数値上のものですし、
必ずしもそういった結果になるとは限りませんが、
全体的な傾向で見ていくと
職場恋愛は少し結婚が身近な恋愛だとも言えるのです。
ではなぜ、通常の恋愛と比べると
結婚に至る割合が高くなるのでしょうか?
もちろんここには様々な理由があるのですが、
やはり一番大きいものとしては
仕事面などの悩みや状況などを共感、理解しやすい
といった環境にあると考えられます。
実際にお付き合いしている人達を見ていると
どちらかの仕事が忙しくなって上手くいかなくなった
仕事絡みのことを理解してもらえずに気持ちが冷めた
などという状況は決して珍しくはありません。
いくら関係性が安定していたとしても、
「今までの恋愛と仕事のバランスが崩れる」ことがきっかけで
不満や不安が大きくなってしまい、
そこから別れに繋がっているカップルは非常に多いのです。
その点職場恋愛というのは
お互いの仕事環境や忙しさなどもある程度把握でき、
同じ職場だからこその理解もあるため、
公私共に支え合える関係性が築きやすいという特徴があります。
特に男性は一緒にいる女性に対して
支えてくれる存在であってほしい
自分の一番の理解者であってほしい
という心理が強く働くもの。
そのため、同じ職場だから分かるという理由であっても
仕事面への理解やサポートをしてくれる彼女に対しては
「この人となら結婚しても上手くいきそう!」と
必然的に感じやすくなるのです!
この部分は男性が結婚を考える上で
「欠かすことのできない要素の一つ」だからこそ、
それを満たす関係が築きやすい職場恋愛は
彼が結婚を意識しやすい恋愛だと言っても過言ではないのです。
「結婚に至る割合」についての話をしましたが、
次は「結婚までの期間」についてを
解説していきたいと思います。
もちろん、お付き合いをしている人達が
結婚を決めるタイミングというのは、
人によっても状況によっても様々ですし
一概に「この時期」というものはありません。
ただ、交際から結婚に至る前での期間を
平均して見ていくと、
全体的に一般の恋愛よりも職場恋愛の方がやや期間は短めです。
最初に補足しておくと、
他の恋愛の形に比べて
「極端に短い」というわけでは決してありません。
また、平均的にやや短めの期間になりやすいからと言って、
「長期間進展していない=結婚する気が全くない」ではないため、
その点は誤解はしないようにしておきましょう!
職場恋愛全体としては、
結婚するタイミングで最も多いのは交際から1年前後。
おそらくここで
「それって普通の恋愛でも言われてない?」と
感じた人もいると思いますが
違いを簡単に説明すると
職場恋愛は1年前後で結婚することが多い
通常の恋愛は1年前後で結婚を意識することが多い
という微妙な違いがあるのです。
男性目線で考えると
昇進や部署異動などの転機や節目にプロポーズする傾向があるため、
人事異動の時期や新入社員が入ってくる時期など
きっかけとなりやすいタイミングが多いのも特徴の一つ。
また、同じ職場だからこそ
無意識に持つ感覚というのも、
結婚までの期間を早めることに一役買っています。
当然良くも悪くもではあるため
上手くいっていない時は逆に悪循環も生みやすいですが、
毎日のように顔を合わせるというのは
言い方を変えれば「会う頻度が高い」ということ。
そのため
必然的に接点が多くなる環境にいること自体が、
一緒に過ごしてきた時間が長いと錯覚することに繋がり、
次のステップに進むのが少し早くなりやすいのです!
もちろんそれ以外にも
お互いの収入がある程度分かるので見通しが立てやすい
同じ職場だからこそ同棲などに繋がりやすい
などの理由も関係してきますが
条件こそ限定はされてしまうものの
周りにオープンな関係だと周囲からの後押しがある
というのも実は意外と結婚の時期が早まる理由になっています。
順調な交際を続けることが大前提ですが、
一つ前で解説した割合も含めて
結婚のチャンスが多い恋愛ではあるので、
ぜひ上手に関係性を深めていきましょう!
実際に結婚を視野に入れているなら
覚えておきたいマナーなどについても
少し触れていきたいと思います。
意外とご相談などでも聞かれることが多いのですが、
「結婚の報告や退職を伝えるタイミング」が
分からないと感じている人は多いもの。
もちろんこれは職場にもよるとは思いますが、
基本的に結婚の報告等は
入籍、挙式の日取りや段取りが確定した後に行います。
当たり前の話ではありますが
「近いうちに結婚しようと思っています!」なんて言われても、
報告を受けた側は「近いうちっていつ頃・・・?」となってしまいますし、
不確定なことを言われても対応に困ってしまいます。
また、軽率に報告をした後何らかの理由で
「結婚が取りやめになった」という話になれば、
当然職場の人たちも振り回される形になるため、
必ず決まってから報告をするようにしておきましょう。
具体的な時期で言うのであれば
退社するかも含め「3ヶ月程前」を目安に伝えるのが理想的です!
これは退職をする上での引き継ぎなどを考慮し、
「退社の旨は3ヶ月前には伝える」という
一般的な社会人のルールにも関連するのですが、
それ以外にも実はちゃんと理由があります。
というのも、結婚をするとなると
引っ越しや結婚式の準備等でどうしても忙しくなる
苗字が変わることによる手続きが必要になる
など、やらなくてはいけないことが非常に多くなるのです。
そういったことを考えると、必然的にお休みを取ったり
事務的な処理をしてもらう必要がでてくるため、
どちらか一方でも会社に残る予定なら
繁忙期などバタバタしている時期の報告は極力避けましょう。
いくらお互いが仕事を続けることを前提としていて、
結婚しても特に職場に影響を与えないと思っていても
どうしたって周囲は気にすることが増えるもの。
結婚をすること自体は喜ばしいことでも
「え?今??」と思わせるタイミングで報告してしまえば、
それだけで二人の印象が悪くなってしまうので
会社の状況や都合にも意識を向けることが重要です。
ちなみに報告の順番としては
各々の直属の上司から順に報告を入れることが最低限のマナーです!
報告をした後はどんどん話が回っていく可能性もあるため、
上司や上役の方が当人以外から報告を受けることを避けるためにも
必ず報告の順番は守るようにしておきましょう。
また、どうしても忙しい時期に報告する形になった場合には、
「業務が落ち着くまで社内での公表を避けてほしい」などの
会社側の意向や指示がある可能性もあるため、
今後のことも考えるなら従っておくのが無難だと思います。
もしかしたら女性側は
出産や家庭に入ることなどを理由に退職するかもしれませんが、
ほとんどの場合男性側は会社に残る形になります。
そのため「彼の立場を優先して考える」のが理想的です!
もちろん嬉しい報告ではあるため
「早くみんなに教えたい!」という気持ちも分かりますが、
職場恋愛からの結婚だからこそ
周囲への気遣いや配慮も忘れないようにしてくださいね!
社内結婚をする上で
必ず意識すべきポイントを
お伝えしていきたいと思います。
ここで最初に覚えておいてほしいのですが、
いくらプライベートの話とは言え
「結婚=二人のこと」と考えるのはNGだということ!
もちろん、恋愛という目線だけで考えれば、
あくまでも結婚というのは
当人同士の問題であることに違いはありません。
ただ、職場恋愛で考えた時、
同じ職場の二人が結婚をするということは
少なからず社内に何かしらの影響を与えます。
だからこそ、
「会社や職場の人のことも考慮して段取りを組む」
という意識を必ずどこかで持っておきましょう。
そして、もう一つ。
当たり前の話にはなってしまいますが、
公私混同は必ずしないようにしなくてはなりません。
恋人や結婚相手が同じ職場の場合、
会社側が部署や店舗を分けるなどの対策を取るケースも多いですが、
距離が縮まれば縮まるほど
どうしても二人の間には独特の空気が流れるものです。
これはパートナーとして一緒に過ごしている以上
ある程度は致し方のないところではありますが、
いくら会社公認の恋人、夫婦になったとしても、
プライベートや家庭を職場の中に持ち込むのは絶対にNG!
結婚をしたからといって
必ずしも円満に過ごせるわけではありませんし、
一緒にいる時間が長くなり関係が深まるほど
トラブルやすれ違いが発生する可能性も高くなります。
逆に円満過ぎる場合も同様で
社内でも距離が近くなりすぎてしまう
二人だけの世界を展開してしまう
など、無自覚で周囲に迷惑をかけている人も実は多いもの。
こういった状況になれば
当然お互いの評価や印象が悪くなってしまいますし、
特に彼側に悪影響が及ぶことが多くなるので、
最低限周囲が素直に祝福できる環境を作る意識は持っておくべきです!
もちろんそれ以外にも
- 新婚旅行などの長期休暇は二人だけで日程を決めない
- 今まで以上に周りに気を遣うことを意識する
- どちらかの権力や立場を笠に着るような態度はしない
- 良く思わない人がいることもちゃんと理解する
- 職場近辺でや仕事界隈では別行動を意識する
- 彼の付き合いや接待には理解を示す
- 結婚後にも飲み会などの社外イベントには顔を出す
など、意識しておくべきことはたくさんあります。
簡単にまとめてしまえば、
「彼だけでなく職場の人たちとの関係性も円満に保つ」こと。
これを必ず意識しておくべきなのです!
職場や環境によっても変わってきますが、
どうしても風当たりが強くなってしまったり
一部から納得のいかない評価を受けることもあるかもしれません。
ですが、そこで反発をしてしまっても意味はありませんし、
職場や仕事だけで考えれば恋愛は不要なものです。
どうしても職場恋愛や職場結婚は
どちらか一方の印象がもう片方にも影響を与えるため、
お互いが今まで以上に
周囲に配慮するという意識を持つことが大切ですよ!
いかがでしたか?
今回は職場恋愛から結婚に至る
割合やタイミング、報告の仕方などを
解説してきました。
実際にご相談等を受けている中でも、
職場恋愛からの結婚は確かに多いと感じています。
今回お伝えしてきた
- 職場恋愛から結婚に至る割合
- お付き合いから結婚をするまでの平均期間
といったものは
あくまでも参考程度に捉えておく必要がありますが、
一つの目安にはなってくると思いますし
いざ結婚するとなった場合には
- 結婚の報告や退職を伝えるタイミング
- 職場恋愛、結婚だからこそ意識すべき点
この二つは
今後の職場環境や仕事上の関係性を考えると
必須とも言える内容になっています!
結婚に限らず恋愛中も同じですが、
自分たちが今まで以上にしっかり考え、
仕事はもちろん気遣いなどに力を注ぐことができれば
必ず周囲も理解してくれますし、喜んでくれます!
お付き合いも結婚も
本来はおめでたい話ですよね!
だからこそ、それを素直に喜べる環境作りを
自らの手で行うという意識を持っておきましょう!
今回の記事で職場恋愛に関する内容は一旦終了です。
普段のご相談の中でお話することが多い内容や
比較的女性が悩んでしまいがちなテーマを取り上げてきましたが、
参考になったり役に立った記事はありましたでしょうか?
職場恋愛に関する記事の一覧は
下記のページの中にありますので、
ぜひ気になるものがあればチェックしてみてくださいね!
次回からはテーマを変えて、
学校の先生やお子さんの担任など、
教師への恋愛についてを取り上げていきたいと思います!