忘れたくても忘れられない人や過去への対処法
忘れたい人や過去を忘れるためにのページ内容
忘れたい人がいたり
忘れたい過去がある人への
対処法について解説します。
思い出すと辛いから忘れてしまいたいのに
繰り返し考えてしまうという人や
忘れるためにいろんなことに挑戦してるのに
なかなか上手くいかないと悩む人も多いはず。
どうしたら忘れることができるのかという話から
逆効果になりがちな方法についてはもちろんのこと
僕の実際の経験を元にしながら
効果の高い方法などをお伝えしていきます!
目次
なかなか忘れることができなくて
悩んでいるという人は
結構多いんじゃないかなと思います。
状況は人によって違うと思いますが
どうしても昔の恋人を思い出してしまったり
幸せだった頃の記憶が蘇ってきて辛い
と感じている人もきっといるはず。
ただ人間不思議なもので
忘れたいと思っているほど忘れられなくなる
という特徴があります。
例えばですが
あの人を好きにならなければ
あの時あんなことしなかったら
なんてことを考えた経験がある人もきっといますよね?
このほとんどがその時感じたことではなく
今感じている辛さや後悔から来る感情。
その時はまた別のことを思っていた人も多いはず!
言い換えてしまえば
忘れたいことは当時のあなたにとって大切だったもの
という場合が非常に多いんです。
もちろんそうじゃない場合もあると思いますが
- 振られてしまったけど大好きだった人
- 別れたけど今でも未練が残っている人
こんな人を忘れたいと思っていませんか?
もしくは
- 自分の人生の中で一番の大恋愛
- 結婚まで考えていた彼との失恋
という過去を忘れたいと思っている人もいると思います。
確かに忘れないと次に進めないかもしれません。
思い出すと辛くて苦しくなるかもしれません。
でもその時のあなたが真剣に恋をしていたからこそ
今でも思い出したり後悔したりするわけです。
人間の頭というのは
何度も思い出すことでより深く記憶される
という特性があると言われています。
意識して忘れようと思っていると
その分繰り返し考えてしまうことになり
結果的にはどんどん忘れられなくなっていくもの。
もし本当に忘れたいと思っているのであれば
まずは自分の過去を否定せず認めてあげてください!
良い思い出であっても悪い思い出であっても
過去は決して変えられるものではありません。
どんなに辛くても受け入れてあげることこそが
忘れるための第一歩になりますよ!
ほとんどの人がやっているのが
忘れるために考えないようにする
といった方法です。
パッと思いつく手段ですし
一見効果があるように感じますが
実際のところはほぼ逆効果!
考えないようにしよう!と意識した時点で
頭の中ではすでに考えてしまっているわけです。
例えばですが
忘れるために旅行に行こう!
考えられないほど忙しく動こう!
といった方法は確かに気分を変えるのには効果的。
ただその目的を意識しないことって
実際難しいと思うんですよ。
この場合
忘れたいことを忘れるのが目的で
行動というのはあくまでも手段の一つなわけです。
じゃあ忘れるために何もしないほうがいいのか?と
聞かれたら決してそうではありません。
少なくとも行動を起こすことは非常に大切です!
その時点で仮に忘れられていなくても
前向きに動けているだけでも十分に価値はあります。
ただ欲を言うのであれば
忘れるための行動ではなく
何か行動をしていく中で結果的に忘れていた
というのを目指した方が効率的です。
理屈っぽい話になってしまって
退屈かもしれませんが
そんなに難しいことではありません!
例えばですが
自分の好きなことに夢中になっている時
時間を忘れるくらい仕事に集中した時
それ以外のことってほとんど忘れてしまっていますよね?
やっていることはほとんど同じなのに
忘れるための行動と何が違うのかと言うと
忘れる以外の明確な目的や目標があるということ!
ちょっとしたことかもしれませんが
この目的や目標を持って行動するということが
非常に重要です!
旅行に行くなら忘れるではなく楽しむために
仕事なら二日分を終わらせることを目標に
どうせ予定を入れるなら目的を明確に
こういったことをしっかり意識して行動することで
あなたの気持ちは忘れたいことと別の方向を向き
結果的に忘れられることに繋がっていきます!
そればかりに気が行ってしまい
冷静な判断が出来なくなる人は
思っているより大勢います。
忘れるために様々なことに
挑戦していく気持ちは大事ですが
これで忘れられるなら・・・と
間違った行動をしてしまう人も少なくありません。
そこでここでは
より傷ついてしまう可能性が高い
やってはいけない行動について
2つ紹介していきたいと思います。
1.自分一人で抱え込む
意外だと思った人もいるかもしれませんが
一人で抱え込むというのは
実は忘れるのに時間がかかってしまう傾向があります。
失恋を乗り越えるためにオススメの方法として
一人で旅に出かけると良い
なんて方法が紹介されたりするじゃないか!と
感じた人もいるかと思いますが
一人で旅行に出かけるという方法は
その人や過去と真剣に向き合って乗り越える意思がある
という場合なら確かに効果的な方法です。
そんな心の強さを持っている人であれば良いのですが
ほとんどの場合、勢いで一人旅に出たものの
旅先で感じる寂しさや孤独感で結局思い出してしまい
楽しめずに帰ってくることの方が多いイメージがあります。
もちろん旅に出なくても
辛くて一人で部屋に閉じこもったりすれば
必然的に考えてしまう時間が増えて
余計に辛くなったり忘れられなくなったりするもの。
それならいっそのこと
気心知れた友人たちに洗いざらい話してみましょう!
自分の頭の中でのみ反復していたことを
あえて言葉にして誰かに伝えてみると
なぜか不思議と少しだけすっきりするものです。
辛い時だからこそ
一人で抱え込まず誰かに頼ってもいい
ということを忘れないようにしておきましょう!
2.別の誰かで穴埋めする
一番最初の項目で
忘れたい人や過去というのは
その時のあなたにとって大切なものが多い
なんて話をしましたよね?
実際に話を聞いていても
昔の恋人が忘れられない
あの頃の幸せだった思い出が忘れられない
といった話が圧倒的に多いです。
ただそれを忘れることを目的に
やみくもに別の誰かと関係を持つのは絶対にダメ!
インターネットで調べたりすると
新しい恋をすれば自然に忘れられるよ!
なんて情報が確かに出てきます。
はっきり言うとこれは本当です!
特に女性の場合だと
恋愛は上書き保存されていく傾向があるので
新たに好きな人が出来れば自然と考えることも減ります。
でも一つ覚えておいてほしいのが
あなたが本気でその人に恋をすること大前提!
なんとなく忘れられるような気がして
言い寄って来た人と付き合ったり関係を持つのとは違います。
安易な気持ちで行動してしまうと
その人と忘れたい人を比較してしまったり
虚しさを感じて余計に傷つくことになり
更に忘れたい記憶が深く刻まれることになりかねません。
気持ちがない上で付き合ったとしても
すぐに別れを選ぶことが多くなる上に
今まで以上に元彼が一番だったと感じるようになるので
よく考えてから決断するようにしましょう!
今回紹介した二つは
やってしまう人が多いのと同時に
状況が悪化する可能性が非常に高いものです。
忘れたい人や過去がある場合には
特別な理由がない限り
なるべく避けるようにするのがオススメです!
忘れたい人や過去がある場合の
対処法について解説します。
ちなみにですが
僕にも忘れたい人や過去があります。
それこそネット上で紹介されていることは
ほとんど全部試したと思います。
そんな経験から結論を言うと
僕の知っている限りでは
忘れる方法というのはありません!
ふ、ふざけんなっ!!と
思った人も多いでしょう。
でも事実今でも忘れられていないですし
ここで嘘をついても仕方がないじゃないですか。。
ただし!
何も持たずにここまで書いてきたわけではありません。
忘れることはできなくても
その経験を糧にし乗り越えることは可能です!
今回はそんな方法を
僕の過去の経験も踏まえつつ
心理的な効果を考えながら
三段階に分けてお伝えしていきます。
1.本当に忘れるべきなのかを考える
いきなり元も子もないやつ出てきた。
と思っている人もいるかもしれませんが
これは意外と大事なことです。
多分今忘れたいと思っている人って
思い出すと辛かったり悩んでしまうから
記憶から消してしまいたいと思っている人が多いですよね?
ではその辛さや悩みを無視した時
忘れたいと思っている人や過去は
今までのあなたにとって本当に不必要なものだったか
これをまず考えてみてください。
別れや失恋をベースとして書いているので
論点がズレていると感じる人がいたら申し訳ないですが
本気でいらないと考えている場合って
そもそも記憶にもあまり残らないことが多いんです。
その人がいたから
その過去があったから
気付けたことや得たものも
あなたの中には少なからずあるような気がします。
そこに目を向けた時
確かにあの瞬間がなかったら・・・と少しでも感じたなら
それは忘れるべきことではなく受け止めるべきこと。
心の中ではすでに大切な思い出になりつつあります。
もしそう感じた人は
腹をくくって正面から受け止めてあげてください。
徐々にかもしれませんがいい思い出の一つになりますよ!
2.関連のあるものを一つ一つ処分する
一つ目の方法を試してみて
不要だと感じた人もいると思います。
その場合は面倒かもしれませんが
忘れたいことに関連のある物を手元に用意してください。
今からこれを全て捨てます。
携帯に入っているアドレスやデータも全部です。
その時にポイントなのは
当時を思い出しながら一つ一つ丁寧に処分すること
これで最後なので
思い残すことがないように
しっかりと感傷に浸りながら捨てていってください。
人によって感じることは違うと思いますが
可能であれば感じたことを言葉にしながら
一個ずつ処分していきましょう。
これは心理的にどんな効果があるのかと言うと
思い出しながら物を捨てるということは
自分の中の感情を一緒に捨てているのと同じです。
忘れたいのであれば
物理的にも精神的にも
そのことから決別する意思が必要。
思い出と一緒に気持ちを捨てていくことで
前を向くきっかけにしていきましょう!
3.忘れたいと思っていることを忘れる
おそらくこの記事の中で最も意味がわからないと
感じている人が多いかと思いますが
これを最後に必ずやっておいてください。
忘れたいと強く願うことは
忘れないように強く意識していることと同じです。
記憶の仕組みというのは
良くも悪くも繰り返し思い浮かべた分
忘れにくくなっていくもの。
一つ目と二つ目の方法を試し
受け止めるべきだと感じた人
過去との決別を実行した人
人それぞれだと思いますが
あなた自身が行動した後なら
もう忘れようと思う必要はありません。
忘れたい人や過去ではなく
忘れたいと感じていたこと自体を
忘れてしまいましょう。
これが知らず知らずの間にできるようになったら
思い出すことも随分減っていきますよ!
どんなに忘れようとしたって
いつか思い出す時は来るかもしれません。
でもすでにあなたの中では忘れたいことではなく
決別したことか受け止めると決めたことに変わりました。
屁理屈のように感じるかもしれませんが
当時と今で価値観が違うように
自分の感じ方一つで大きく意味は変わってきます!
一気に忘れようとしなくても大丈夫!
少しずつでもいいので前向きに考えていきましょう。
それがいつの日か忘れることに繋がっていきますよ!
いかがでしたか?
今回は忘れたい人や過去を
忘れるにはどうしたらいいのかを中心に
解説していきました。
僕が過去と向き合えるようになったのも
実はここ数年のこと。
ある人に忘れられないことを相談した時
その過去がなかったらきっと出会えてなかったよ?
と言われてようやく向き合えるようになり
気持ちが楽になったのを覚えています。
わざわざ記事にするような話ではないので
詳しくは書きませんが
そのくらいちょっとしたきっかけで
受け入れることが出来るようになるものです!
今忘れられないことで悩んでいる人は
- 過去の自分の気持ちや行動を否定しない
- 忘れること以外を目的や目標にする
- なるべく誰かと共有するようにする
- 他の誰かで無理に穴埋めしようとしない
- 本当に忘れるべきことなのかを考えてみる
- 関連する物を気持ちと一緒に捨てていく
- 忘れたいと思うこと自体を忘れる
こういった部分をしっかり意識して
少しずつ少しずつ切り替えていきましょう!
時間はかかるかもしれませんが
いつか必ず笑って話せる時がきます!
それを忘れないでくださいね!
次のページでは
失恋をしたり別れを経験した人が
立ち直るタイミングや時間との関係性について
詳しくお伝えしていきたいと思います!