好きな先生への恋を諦めることができない時の対処法と注意点
先生を好きになって諦めるのが難しい時の対処法のページ内容
先生のことが好きになってしまったという女性向けに、
片思いの成功率や先生目線での心理などを
具体的に解説していきます。
「先生と生徒」または「先生と保護者」といった
特殊な関係性の恋というのは、
やはり普通の恋愛と比べると
ハードルも高く難しい恋愛だと言えます。
ですが、突破口がないわけではありませんし、
実際に成就したケースもないわけではありません!
彼の立場や教育者との恋の実情を理解した上で
改めて自分の気持ちと向き合っていきましょう!
目次
意外と耳にすることが多いのが、
「学校の先生への恋の話」です。
もちろん状況としては
生徒と先生の関係性
先生と保護者の関係性
など、様々なものがありますが
現実的な話をするのであれば、
先生への恋愛の成功率はあまり高いとは言えません。
もちろん、いくら先生とは言え
一人の人間であることには変わりありません。
実際には生徒や保護者に対して
恋愛感情を一切持たないということではないですし、
好意を持つこと自体も当然あります。
そのため、分かりやすく言ってしまうのであれば、
可能性がほとんどない恋愛ではなく、
乗り越えなくてはならない問題が非常に多い恋愛だと
捉えるのが正しい認識です。
実際に僕が見てきた恋愛の中でも
先生と教え子という関係性から結婚した
お子さんの学校の先生と再婚をした
といったケースはいくつも存在します。
ただ、どの恋愛を見てみても
決して簡単な道のりだったとは言えません。
これはなぜなのかというと、
先生との恋愛には
「教育者としての立場」という大きな壁があるのです。
もちろんこれは、
「彼が教師という仕事をしている」というだけであれば
特に大きな問題にはなりません。
少し分かりにくいかもしれませんが、
あくまでもこの「教育者としての立場」が影響するのは
彼があなたに対して先生として接しなくてはならない立場にある
という状況に限った話です。
ですが、二人の関係性が
先生と生徒、または先生と保護者だった場合、
教育者としての立ち位置で接しなくてはならない以上、
恋愛対象として見てはならないという心理が強く働きます。
これらの心理については
次の項目の中で詳しくお伝えしていきますが、
この部分を上手く乗り越えていかないと
恋が実る可能性はかなり低いというのが現実です。
相手に負担をかけてしまわないためにも、
自分の気持ちばかりに目を向けるのではなく
彼の立場や心理にもしっかりと目を向けていきましょう!
生徒や保護者の方から
好意を向けられた時、
男性はどう感じるのでしょうか。
実はここには
一人の男性としての感覚
一人の教員としての感覚
この二つが複雑に入り混じっています。
まず男性としての目線でお話をすると、
やはり女性から好意を寄せられること自体は嬉しいものですし、
どうしてもそれなりに意識はしてしまうもの。
もちろん細かな話をすれば
恋愛対象として見ることが出来るかどうかなども関わってくるため、
必ずしも良い方向にいくとは限らないものの、
少なくとも「異性として意識するきっかけ」にはなります。
あくまでも「一人の男性と女性」という目線で見れば
普通に恋愛と認識や感覚は同じなため、
自分を見てくれることに対して
喜びを感じる男性は少なくないのです。
ですが、教員としての目線で考えると
正直なところ対応や今後の接し方に困ってしまうというのが
多くの先生たちの本音になります。
というのも、
一般的に教育に携わる仕事をしている人達の中では
原則生徒や保護者との恋愛はタブーなのです。
特に学校の先生というのは、
就業規則や教育倫理上の問題で
「生徒や保護者との恋愛=処罰の対象」となることがほとんど。
18歳未満の生徒との恋愛というのは
児童福祉法
各自治体の条例
これらに違反していると見なされるケースが多く
保護者と懇意にしている点についても
教育委員会(公立)
学校法人(私立)
から何らかの処罰を受ける可能性が極めて高いです。
そのため、
いくら魅力的で嬉しいと感じたとしても
多大なリスクを冒してまで関係を進展させようとは思わない
というのが教育者としての本音なのです。
実際のご相談の中でも
「お店の店員さんとお客さん」のような感覚で
教師との恋愛を捉えている方がいらっしゃいますが、
実はそれとは大きく意味合いが異なります。
先生という仕事は
公平に指導、評価をしなくてはならないため、
贔屓または不平等が起こり得る状況は
原則避けなくてはならないのです。
好意を寄せられても手放しで喜ぶことはできない。
こういった先生側の心理や境遇についても
しっかりと理解をしておいてくださいね!
なんとなく「諦めた方が良いのかな」と
感じた人も多いのではないでしょうか。
もちろん好意を持ったことや
好きだと感じたこと自体は悪いことではないため、
必ずしも「絶対に諦めるべき!」というわけではありません。
ただ、諦めたくても諦めきれない方のために、
諦める理由やきっかけになる重要なポイントを
ここでは3つ紹介していきたいと思います。
1.好きな人に多大な迷惑をかける可能性がある
諦める最大の理由を挙げるとしたら
やはりこの部分なのではないでしょうか。
相手のことが好きになればなるほど
恋愛感情を抑えるのは難しくなるものの、
それと同時に
好きな人を困らせたり迷惑をかけるのは嫌だと感じるもの。
これはどういった恋愛でも同じですが、
特にお相手の方が先生の場合は
法的にも社会的にもリスクを背負わせることになります。
具体的に言えば
懲戒免職や解雇という重い処分を受ける
法律、及び条例違反による刑罰を受ける
という可能性があるため
自分の想いを押し通そうとすることで、
相手の人生を大きく狂わせてしまう可能性があることも
ちゃんと自覚をしておきましょう。
2.両思いであっても断られる可能性が非常に高い
教員との恋愛というのは、
仮に男性側も好意を持ってくれていたとしても
叶わない恋で終わる可能性も高いです。
場合によっては
僕も好きだけど付き合うつもりは一切ない
一緒にいたいけど立場上一緒にはいられない
などといった断り方をされるケースも出てきます。
もちろん「恋愛対象として見れない」や
「異性として見たことはない」などの断られ方も含め、
想いを募らせて告白をしたとしても
辛い結末しか待っていない可能性が大いにある恋愛なのです。
片思い中の方にとっては
聞きたくない話にはなってしまうかもしれませんが、
僕の周りにいる現役の教員たちに話を聞いてみても
「生徒や保護者との恋愛だけは絶対にない」と話す人が多いです。
そういった現実の厳しさを知ることも
諦めるためには必要なのかなと感じています。
3.周囲からは認められず誰にも言えない恋になる
先生との恋愛というのは、
万が一叶ったとしても
基本的には公開することができない恋になります。
理由としてはここまでお伝えしてきた通りですが
彼の社会的な立場や周囲からの目
公開するにあたって背負わなければいけなくなるリスク
これらを考えると隠すことが前提になるのです。
こういった状況は恋愛にとって決して良い状態とは言えず、
不安や不満も抱えてしまうことが増えたり
何かあっても周囲には相談できなくなってしまうなど、
束縛やすれ違いが発生しやすい環境でもあります。
全体的に見て
女性が苦しくなりやすい恋になりがちなので、
長い目で見た幸せを考えてみるのも一つの方法です。
ざっと3つのポイントを紹介してきましたが、
諦めきれるかどうかは別として
かなり神経を使う恋愛になることには変わりありません。
あまり前向きな話ではありませんが、
今持っている彼への気持ちだけでなく、
諦めずに追いかけ続けた先にある
リスクや不安要素にも目を向けて考えていきましょう。
どうしても諦めきれないという方向けに
「先生への恋の抜け道」を
こっそりお伝えしていきたいと思います!
ただ、抜け道と言っても
実際はそんな大層な話ではありません。
現実問題として捉えた時、
先生への恋で障害となるものは「二人の関係性」です。
具体的に言えば
先生と生徒
保護者と教師
この関係性があるからこそ上手くいきにくいのです。
ですが、この関係性というのは
いつまでも続いていくものではありませんよね?
単純な話
自分もしくはお子さんが卒業するまで待つことができれば、
ある程度障害はなくなっていくのです。
もちろん完全になくなるわけではありませんし
元教え子
元担任
などの関係性はいつまでも付き纏います。
また、卒業しても18歳未満であれば
条例等に違反する状況には変わりないため、
場合によってはすぐにというわけにはいかないかもしれません。
それでも、先生側からしてみれば
現在進行形の時よりは格段に受け入れやすくなるため、
その分関係が進展するチャンスも出てくるのです!
それでも彼に迷惑をかけないようにする必要はありますし、
周囲からの印象などを考えれば
リスクが0になったというわけではありません。
ですが、関係性が変化して
一個人としての関係を築けるようになるというのは、
恋愛にとっては非常に大きな意味を持ちます。
つまり、どうしても諦められないのであれば
お互いが一人の男女として向き合えるようになってから
アプローチを開始するというのも方法の一つなのです。
先生などの特殊な関係性の相手とは、
いかに元の関係性から離れた位置で接点を作れるかが
距離を縮める上での一つの鍵になります。
どうしても時間はかかってしまいますが、
片思いを成就させるためにも
諦めきれないほど好きな彼のためにも、
焦らずに待つとチャンスが巡ってくる可能性は十分にありますよ!
いかがでしたか?
今回は先生を好きになった女性向けに、
成功確率や先生側の心理、
諦める上でのアドバイスなどをお伝えしました。
お伝えしてきた通り
なかなか難しい恋愛ではあるものの、
彼の立場を理解しつつ、冷静かつ適切に対応できれば
決して突破口がないわけではありません!
今回お伝えしてきた
- 先生への片思いが成就する確率
- 先生側が置かれている状況と好意を寄せられた時の心理
- 辛い恋を諦めるために考えるべきポイント
これらをまずは
現実として受け止めながら、
もう一度自分の気持ちと向き合ってみましょう!
そこで諦めきれないと感じたのであれば
- どうしても諦めきれない場合の対処法
を参考にしつつ、
しっかりと準備をすることが大切です。
恋愛のアプローチまでには時間がかかるかもしれませんが、
恋愛以外の部分で彼に好印象を与えておけば、
その分後々のアプローチの成功率は高まります!
簡単に諦めることができないほど
好きだと感じている相手であれば、
きっと彼のために待つこともできると思うので、
ぜひ選択肢の一つとして考えてみてくださいね!
次のページでは、
具体的に「先生と保護者」という視点で、
好きになってしまう心理やアピール方法などを
解説してきたいと思います!